バレンシアに今夏加入したMF佐藤龍之介(19)が今夏のプレシーズンマッチ5戦連続で出場した。

新シーズン開幕が近づくバレンシアは8日、ニューカッスルと26−27年シーズン開幕に向けた最後のテストマッチをホームで実施した。FC東京から移籍金400万ユーロ(約7億4000万円)の5年契約で加入した佐藤は再びスタメン入りした。

ニューカッスル戦の先発メンバーは、GK=ディミトゥリエフスキ、DF=ヘスス・バスケス、タレガ、ペペル、デ・ハース、ガヤ、MF=ウグリニッチ、ギド・ロドリゲス、ハビ・ゲラ、FW=佐藤、ウーゴ・ドゥーロ。

バレンシアは開始4分にウグリニッチのペナルティーエリア外からのスーパーゴールで先制するも、ガヤが前半34分に退場した。数的不利になった後半に2点を奪われ、1−2の逆転負けを喫した。先発した佐藤はウーゴ・ドゥーロと前線でコンビを組み、特に右サイドでチームメートと連係して先制点のプレーに関与し、ガヤ退場後は右サイドにポジションを移し、後半14分まで出場した。

クラブの地元メディア「スーペルデポルテ」のバレンシアの選手に対する評価は全体的にそこまで高くなかった。トップはディミトゥリエフスキ、ヘスス・バスケス、ペペル、ウグリニッチ、ハビ・ゲラ、途中出場のオトルビで6点(最高10点)だった。

佐藤については、「最初の時間帯はいろいろとトライした。また、タメを作り、他の選択肢を探すタイミングを心得ている選手であることも注目すべき点だ。しかし、ガヤの退場後はポジションを下げなければならず、攻撃のゾーンから姿を消した。それでも、良いプレーを見せ、サポーターを最も楽しませる選手の一人であり続けている」と寸評し、5点をつけた。

バレンシアはこの後、22日に行われる26−27シーズンのスペインリーグ初戦でセルタをホームに迎える。(高橋智行通信員)