FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会が開幕し、いきなり人種差別問題が明るみに出た。Xアカウントのフォロワー数390万人超を誇る米メディア、ニューヨーク・ポストが13日(日本時間14日)に報道。「メキシコの貿易団体代表がW杯の試合中に人種差別的なジェスチャーをしたとして解雇される」と伝えた。

アドリー・トーレス記者によると、メキシコのハリスコ州(アクロンスタジアム)で11日に行われた韓国-チェコ戦で、地元メキシコの貿易団体リーダーが観客席の韓国人女性インフルエンサーに対し、人種差別的な、つり目に細めるジェスチャーをしている様子が動画に捉えられた。その動画が拡散したことを受け「会長は解任されることになった」と報じた。

TikTokとYouTubeを合わせて900万人近いフォロワーを持つというユン・スジンが、韓国がチェコに勝ってW杯の初戦を飾った木曜日に祝福動画を撮影していたところ、彼女の後ろでハリスコ州の地形測量技術者協会の会長、ウリセス・ベルナル氏がジェスチャーをした。

撮影中、メキシコ代表のアウェーユニフォームを着た政府系貿易団体のリーダーというベルナル氏は、ユンの杯後で笑いながら、いくつかのハンドサインを始めた。その後、人種差別的なジェスチャーをし、くすくす笑っていた。それを見て、笑顔から悲しそうな表情になるユンの様子が映像に収められていた。

その後、メキシコのメディアでも身元を明かされたベルナル氏はSNSで「心から後悔。謝罪する」と投稿したが、団体の広報担当者はニューヨーク・ポストの取材に対して「今回の事件に関して深く悲しんでいます。これから規律委員会が開かれ、彼は解任されるだろう」と答えたという。