日本(FIFAランキング18位)は3大会連続の決勝トーナメント進出を目指し、準優勝3度の強豪オランダ(同8位)との1次リーグ初戦に臨み、2-2で引き分けた。

オランダの有力紙アルヘメーン・ダッハブラットは、試合から一夜明け、オランダ代表が再び「自ら主導権を手放した」と指摘した。同紙は、終盤に日本に追いつかれた要因について、チーム全体が無意識のうちに守勢へ回ったことを問題視。ロナルド・クーマン監督も試合後、「いずれにせよ、我々は引き下がりすぎてしまった。それは意図したことではなかった。日本を呼び込んでしまい、ボールに対して常に十分なプレッシャーをかけられなかった」と認めていたことを伝えた。

記事では、この展開が前回2022年カタール大会準々決勝アルゼンチン戦と重なったと紹介。「当時のオランダは延長戦で一斉に引き下がり、攻撃的なアクションを全く起こさなくなってしまった」と振り返りながら、この時の状況と似ていることを指摘。当時についてMFフレンキー・デヨングは「アルゼンチン戦の教訓は、どんな試合であれ、二度とあのようなことを起こさせてはならないということだ」と語っていたことを引き合いに出し、「それにもかかわらず、ダラスの地で歴史は繰り返されてしまった」と糾弾した。

一方で、同紙は「オランダの最初の1時間は素晴らしいものだった」とも評価。中盤ではフレンキー・デヨングとライアン・フラフェンベルフの役割分担が機能し、フラフェンベルフは2アシストを記録したことにも触れた。また、後半25分までのボール支配率は70%対30%でオランダ優勢だったと紹介。日本戦の内容を全面的に悲観しているわけではないが、交代策後は64%対36%で日本側へ傾いたとことが勝利に結びつかなかった要因と分析した。

同紙は、日本戦で露呈した課題について「試合のマネジメントを見直すことはできる」と指摘。次戦スウェーデン戦でクーマン監督がどのような修正を施すのかが焦点になると報じている。

【ライブ詳細】日本2度追いつきオランダに貴重勝ち点1 小川航基ヘッド鎌田大地に当たり後半44分に同点