全日本実業団対抗女子駅伝(13日・宮城県松島町文化観光交流館前-仙台市陸上競技場=6区間、42・195キロ)の出場選手が12日に決まり、3連覇を狙うデンソーは最長の3区(10・9キロ)に8月の世界選手権1万メートル代表の高島由香、2区(3・9キロ)に22歳の小泉直子を起用した。

 昨年2位のダイハツは5区(10キロ)に実力者の木崎良子を配置。世界選手権マラソン代表の前田彩里は左太もも裏を痛め、大事を取って補欠に回った。3大会ぶりの優勝を狙うユニバーサルエンターテインメントは20歳の和久夢来を5区に置いた。天満屋の重友梨佐も5区を走る。

 3区に有力選手がそろった。高島のほか、世界選手権5000メートル9位の鈴木亜由子(日本郵政グループ)、同1万メートル代表の西原加純(ヤマダ電機)、2013年世界選手権マラソン3位の福士加代子(ワコール)らがいる。