どーもです。今日紹介するのはコブラ・プーマ・ゴルフ「KING RADSPEED」シリーズのアイアンです。構えてみると、トップラインにカーボンが見えますが、「えっ~、こんなところに~!!」って思わず声が出ちゃいました。ゴルフ体験主義を10年以上やっていますが、その中で初めてなんじゃないかな…。なんか初物に出会うとちょっとテンションが上がりますね~! というわけで、早速いってみましょう。


まずは見た目から。


トップラインのカーボンが見える作り以上の驚きですが、ついに3Dプリンターでアイアンパーツを作っちゃう時代が来ましたね! バックフェースの「3D PRINTED」とある部分がそれです。なお、トゥ側10g、ヒール側3gのウエートが配置されているようです。

フェースはセミラージで、妙に面長に感じました。リーディングエッジもラウンド形状で、どんなライからも抜けが良さそう。L字フェースのインサートタイプになっているようです。

ソールはセミワイド。トレーリングエッジ側に光沢部分がありますね。どんな効果があるのかはナゾですけど…

ネックはセミグース。トゥ側からインサートされた10gウエートが斬新!?

構えてみるとこんな感じ。どうしてもトップラインのカーボンに目がいっちゃいますわ~!! 

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH neo」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角27.5度、ライ角63.5度、長さ37インチ、総重量416.5g、バランスC9。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースモデル使用です。


持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップは一般的な太さだと思いますが、これまでが全てやや太めだったので、「あれ、細くない?」って。シャフトを手でしならせて見ると、まあスチールのわりにはそこそこしなるイメージ。しなりポイントはちょうど真ん中辺りですね。ワッグルしてみると、手でしならせた感覚にしてはヘッドの動きはわずか。素振りしてみると、バランスが軽めな分シャープに振れそうですが、逆を言えば振り過ぎ注意報かなって…


実際に打ってみると、何はともあれ、打感が最高に気持ちいいですわ~! ボールのつぶれ感を存分に感じつつも打ち抜き感もあって、単なる柔らか系とは何かが違う感じでした。その何かが何かは分からないのですが(汗)。あまり過去に経験した記憶がない打感でした。また、ストロングロフト系ですが、めっちゃ球が上がりますね。スピン量少なめの強弾道ですが、トップブレードまでカーボンが見えるように処理している狙いは、「低重心化なのかな?」って感じでした。トゥ側に10gの重りが装着されていますが、それでもヘッドが返りやすく、ボクにはややつかまり過ぎのイメージもありました。ヘッドを右前に放り出すイメージだと、右にドーンで戻ってこないんですよね。まあ、この辺はボクのスイングのせいなんですけどねw 何はともあれ、かなり実力もフィーリングも申し分ないアイアンでした。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】

HS38.4m/s、初速48.9m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量4002.3rpm、サイドスピン-990.2rpm、飛距離175.8y

【ベスト】

HS38.5m/s、初速49.1m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量4137.2rpm、サイドスピン-838.7rpm、飛距離176.3y


打感は前述通りマイルド系ですが、単にマイルドではなく、打ち抜き感も気持ちいいですね。音は小気味の良い中音系でした。


弾道はこんな感じで


スカイトラックのデータはこんな感じ


弾道的には高弾道。ロフト角を考えれば、超高弾道といってもいいくらい。スピン量も少なめですね。動画弾道ですが、実はボク的にはややカット気味にイメージでしたが、それでも4000rpm以下って、少なくねぇ~か!? 


出球傾向は、ボクのスイングでちょっとドロー強め。前述通り右前にヘッドを放り出すイメージだと、そのまま右にドーンでした。動画はちょっとアウトサイドインのカット気味を意識したけど、オートマチックにつかまりがいいクラブですね。


振り感ですが、シャープに振れますが、もうちょっとヘッド重量を感じやすくてもいいのかなって。切り返しでヘッドをあまり感じないので振り過ぎてしまうような感覚があったことは否めません。特に最初の何球かはそんな感じでした。芯を食った時は問題ありませんが、芯を外したときに当たり負けしているようなシャフトのグニャリ感があったかな。「NSPRO950GH neo」ではこれまでに感じたことのないグニャリ感でした。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。カテゴリー的にはオートマチック系のテーストかな。クラブがガッツリ仕事をしてくれて、球も上げてくれるし、つかまえてくれるイメージでした。バランスの軽さが気になるところですが、いわゆるハードヒッター系以外ならだれでも使えそうな間口の広さのあるモデルかなって思います。つかまりを考えれば、ボクのようなフッカーはコントロールが難しそうですが、逆を言えば、スライサー にはお助けクラブかもしれません。いわゆるオートマチック系の飛び系アイアンですが、ぶっ飛び系ではないのが、ボクには好印象でした。


「KING RADSPEED」シリーズですが、トータルでみるとある程度飛距離を意識したモデルなのかなって感じました。3モデル用意されたドライバーは、いずれも平均的に250y付近をマークしていたし、FW、UT、アイアンもそれなりに飛距離を期待できるモデルでした。UT、アイアンを基準にFW、ドライバーを同様の性格でラインアップするとしたら、「RADSPEED XB」&「RADSPEED XD」ドライバー&「「RADSPEED」FWかなって思います。「RADSPEED」ドライバーに対応するのが「RADSPEED BIG TOUR」FWになると思いますが、UT&アイアンは正直いうと性格が別モノの印象でした。ドライバー的には「RADSPEED XB」は「RADSPEED」よりも「RADSPEED XD」に近いイメージかなって思います。いずれにせよ、打てる機会があれば、ぜひ打ってみて欲しいモデルですぜ!

<コラブ・プーマ・ゴルフ「KING RADSPEED」アイアン>

■KAZ’s インプレッション(10点満点)

▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9

■ヘッド:【#4~#7】ボディ=17-4SS+カーボンファイバー、フェース=17-4SS【#8~SW】ボディ&フェース=431SS

■シャフト:スチールシャフト「NSPRO950GH neo」(S=98g/1.7、R=94.5g/1.9/中調子)。カーボンシャフト「SPEEDER EVO for RADSPEED」(S/R)。

■価格:5本(#6~PW)セット10万5000円+税、単品(#4、#5、GW、SW)各1本2万1000円+税。