春に強い菊地絵理香(29=オンワードホールディングス)の「勝利の方程式」が崩れた。
過去3勝は3~4月に成し遂げ、いずれも最終日は単独首位スタートだった。今回も同様のパターンとなる通算6アンダーの首位で出た菊地だったが、強風とピン位置が難しいセッティングに苦しみ、3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算3アンダーの2位。「トップから出てオーバーパーで悔しい気持ちもありますし、ちょっと格好悪かったかなと思います」と苦笑いを浮かべた。
意地はみせた。11番パー3では、グリーンに乗せたボールが同組で回るジョン・ジェウン(韓国)のボールに直撃。軌道が変わってカップ手前30センチにつける“ミラクルショット”で余裕のバーディーを奪取。続く12番パー4ではチップインバーディーも決めた。ただ1人、60台(69)をマークし、逆転優勝を飾ったアン・ソンジュ(韓国)に向け「今日の60台はまぐれでは出ない。すばらしいと思う」とたたえた。

