初出場の小平智(28=Admiral)は4バーディー、4ボギーの72と伸ばせず、通算イーブンパーの28位で大会を終えた。
ティーショットを右のフェアウエーバンカーに突っ込んだ2番でボギー先行。5番でロングパットを沈めたが、直後の6番でボギー。10番では8メートルのバーディーパットを決めるも、続く11番でボギーをたたくなど「ちょっと取りこぼしが多いラウンド。ピン位置も難しかったし、今日が一番、風が回っていて、風の読みができていなかった」と振り返った。
初出場ということもあり、マネジメント面で差を感じる場面があったという。「自分はドライバーでバンバン打っていましたけど、他の人はスプーンだったり、アイアンで打ったりもしていた。悪いことじゃないですけど、マネジメントできていないところもある。(短いパー4の)3番とかも、ドライバーで打って難しくなったりした。ちゃんと残す距離とかを考えてやらないといけない」と分析した。
「決勝ラウンドはふがいないプレー」と悔しさを募らせるが、確かな収穫はある。昨年末の世界ランク50位圏外に押し出され、マスターズの出場権獲得は開幕前週までずれ込んだ。「1月、2月、3月と、海外ですごく苦しい思いをしていた。すごくいろいろ考えてゴルフをして、3カ月でメチャクチャ成長したと自分でも思います。日本では調子が悪くても“ある程度”できる。こっちは“ある程度”ではゴルフができない。今回はいいきっかけになったと思います」。オーガスタ切符をつかむために海外を転戦した経験値は、間違いなく糧となっている。
「内容的にはもう少しできたかなと思いますが、初出場なので良しとします」と笑った後で「60台を1度も出せなかった。来年、絶対リベンジしに戻ってきます」と宣言。このまま米国にとどまり、次週はRBCヘリテージ(サウスカロライナ州)に出場する。

