韓国賞金女王の李晶恩(イ・ジョンウン、21)は、日本人賞金王の鈴木愛との直接対決にも「全く意識していない」と無関心を装った。「上位の選手だけが最後に残るということはないので、下位の選手も優勝圏内に入ってくると認識しているし、自分は自分のプレーに集中するだけ」と淡々と話した。

 昨年、韓国ツアーで4勝を挙げ賞金女王になり、今年は米ツアー6大会への出場が決まっている。「日本にも初めて出て、日韓米のツアーの違いを勉強しながら、どこが自分に合いそうか考えて決めたい」と話す。ゴルフは8歳のときに始め、家庭の事情で中学入学後は1度断念。その後高校でレッスンプロを目指すためにプレーを再開したという。将来の夢を聞かれると「今やっていることを着実に頑張って、よい結婚ができたら」と照れ笑いで答えていた。