どーもです。キャロウェイのニューモデル「Xフォージド」アイアンシリーズですが、今日紹介するのは「Xフォージド スター(2024)」アイアンです。2019年モデルに「Xフォージド スター」アイアンがラインアップされていたと思いますが、それ以来のモデルとなるのかな? その時もストロングロフトだったようなに記憶しています。当時は「Xフォージドにストロングロフトモデルは要るの?」と思っていたような気がしますが、当時のブログを見ても同じようなことを書いていました。あれから約5年。世の中はもちろん、自分自身も変わっています。というわけで、どう感じたのか? 早速いってみましょう。


まずは見た目から。


バックフェースを見る限り、デフォルトモデルとの違いはフェース後部の山の頂点が低くなっていますよね。それに伴ってか、バックフェースのラインもストレートになっていました。

フェースはコンパクト。形状的にはデフォルトモデルとほぼ同じだと思います。

ソール幅は、フェースの大きさからすればややワイド。でも、デフォルトモデル同様、リーディングエッジ側に面が設定され、トレーリングエッジも丸みがあるので、実際の接地面積は少なく、抜けは良さそうですね。

ネックはほぼストレート。ボディはほんの少しですが、デフォルトモデルよりも下部にボリュームがある感じでした。

構えてみるとこんな感じ。デフォルトモデルよりもややトップブレードが厚めかな。ロフトが立っている分見え方が違うのは当然ですが、この厚みは安心感にもつながりそうかも。

今回試打したのは、スチールシャフト「NPRRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角29度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量424g、バランスD1。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.7、元調子。


試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的にはまずまず。デフォルトモデルよりも明らかに軽めですが、今のボクにはこのくらいの重量がドンピシャかな。で、グリップの太さですが、これも極太っす!! やはりこの太さがデフォルトなのでしょうか? デフォルトモデルとともに、アイアンとしては過去最大の太さでした。ワッグルしてみると、「ダイナミックゴールドMID115」よりも全体的にパリッとした感覚というか、ハリがある感じで、ヘッドの振れ幅はより少なめ。素振りしてみると、やはりしなり感もより少なめでした。


実際に打ってみると、今回の「Xフォージド スター」アイアンで、やっと従来の「Xフォージド」アイアンに近い弾道が打てる感じでした。今回の「Xフォージド」アイアンは、従来の「狼の皮を被った羊」系のイメージがそのまま狼のイメージでした。それがクラブ自体の味付けなのか、単にボクの劣化なのか、たまたまシャフトとの相性なのかは分かりませんが、結果的には、前作である意味否定した「Xフォージド スター」アイアンが、新作では従来の「Xフォージド」アイアンのイメージでした。


とはいえ、個人的にはちょっと複雑です。何かが心のどこかに引っかかっていて、それを自分なりに紐解いてみると、歴代モデルへの個人的なこだわりでした。「Xフォージドの#7はロフト角33度」という勝手なこだわりです。でも、昨今のストロングロフト化の流れをみれば、むしろ「#7は33度」のほうが過去の遺物になりつつあるのかもしれません。いずれにせよこの「Xフォージド スター」アイアンは、「デフォルトモデルを打ちやすくした」というよりも、「従来モデルの味付けを現代風にアレンジしたモデル」なのかもしれません。そうなると、「昨日紹介したデフォルトモデルはどうなるの?」という疑問にもつながりますが、ボク的には、「結果的に、よりマッスルバック系に近づいてしまったかも」です。ただし、昨日も書いた通り、あの結果を受け入れたくない自分もいるのは事実。機会を作ってもう1度、確認したいと思います(笑)


スカイトラックの弾道はこんな感じで

その各球データはこちら。


【3球平均】

HS37.1m/s、初速46.2m/s、打ち出し角17.8度、バックスピン量3920.7rpm、サイドスピン-1027.5rpm、飛距離162.8y

【ベスト】

HS36.3m/s、初速46.5m/s、打ち出し角17.5度、バックスピン量3828.7rpm、サイドスピン-1006.8rpm、飛距離164.8y


打感はマイルド感強めのソリッド系。フィーリング的には、デフォルトモデルとほぼ同じ。音も同様で、いい感じのシャッター音です。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら


弾道的には高弾道。イメージ的にはデフォルトモデルと何ら遜色のない上がり方ですが、打ち出し角のデータ的にはデフォルトモデルの約20度に対して、「Xフォージド スター」アイアンは約18度。ロフト角差を考慮すれば、十分上がりやすいイメージで、この辺はアイアン技術の進化でしょうね。スピン量も見た目には大差無い感じでしたが、データ的には約700rpmも少なめでした。


出球傾向は、ボクのスイング軽いドロー系。つかまりはデフォルトモデルとほぼ同じイメージですが、ロフトが立てば本来つかまりづらくなるはずなので、その辺は考慮されているイメージでした。


シャフトフィーリングと振り感ですが、デフォルトモデルよりもパリッとした感覚があって、個人的には決して好きな感じではないのですが、デフォルトモデルよりも振りやすさがある感じ。デフォルトモデルの「ダイナミックゴールドMID115」よりも、気持ちダウンブローに打ちやすいイメージもありました。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低HS41~42m/sは欲しい感じかな。デフォルトモデルと比較すると、結果的により打ちやすさがあり、飛距離的なメリットがあるモデルになると思います。そのあたりは、試打前の想像通りでした。ただし、やっぱりデフォルトモデルのシャフト「ダイナミックゴールドMID115」が気になってしまいます。同じダイナミックゴールドでも「ダイナミックゴールド115」で打って同じ結果であれば受け入れられますが、どうしても拭い切れない何かがあります。全てはボクの勝手な思い入れですが、何かもやもや感があるので、どこかで解決できればと思います。

<キャロウェイ「Xフォージド スター(2024)」アイアン>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:8.5▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9

■ヘッド:軟鉄(S20C)

■シャフト(重量/トルク/調子):「NSPRO MODUS3 TOUR105」(S=106.5g/1.7/元調子)、「NSPRO950GH neo」(S=98g/1.7/中調子)。

■価格:6本(#5~PW)セット17万8200円、単品(#4)各1本2万9700円 ※価格は税込み