日本男子として初の海外メジャー優勝を目指す松山英樹(27=LEXUS)が、イーブンパーの71で首位と5打差の42位発進となった。

前半はパットに苦しんだ。1番パー4でいきなり3パットのボギー。2番でバーディーを奪うも4番パー4、6番パー3でも3パットのボギーとした。前半の6ホールで3度3パットし、さすがに首をひねった。

雨が強まった10番パー4で、約5メートルのバーディーパットを沈めると、後半は調子を取り戻した。大観衆が見守った最終18番パー4でも、第2打を約3メートルに寄せてバーディーフィニッシュ。前半は苦戦しながらも、後半に巻き返して3バーディー、3ボギーの71。

松山は「悪くはないと思います。10、11番くらいは(雨が)しんどかった。(10番のバーディーは)考えるヒマもなく打ったら、入りました。体調はいいですね」と話した。