16位で出た河本結(21=リコー)は、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77と大きく崩してホールアウトし、通算3オーバーの145、103位で予選落ちした。

出だしの10番こそパーセーブして笑顔を見せたが、11番パー4で最初のボギーをたたいて以降、険しい表情が続く展開となった。11番は2オンで5メートルのバーディーチャンスにつけながら、3パットを要した。続く12番パー4では、ティーショットが左にそれ、木の後ろへ。第2打は出すだけとなり、第3打も寄せられないなどダブルボギーとなった。

後半に入っても、2番パー3でティーショットをバンカーに入れ、ボギーをたたいた。ともにパー4の4、5番では連続ボギー。7番パー5もボギーとした。8番パー3は、ティーショットで2メートルにつけ、この日唯一のバーディーを奪った。ホールアウト後は「スイングのフィーリングはすごく良くて、朝から『いい感じだな』と思っていたんですけど、うまくアドレスを取れなかったり、多少(痛めている)肩をかばうシーンもあったとは思うので、そういうのが出てしまった1日で、よく分からないラウンドでした」と振り返った。

今後は英国に移動してスコットランド女子オープン、さらには今季のメジャー初戦、AIG全英女子オープンと、スコットランドでの連戦となる。「スイングは悪くないし、フィーリングもいいと思っているので、しっかりと休んで、万全の状態でスコットランドに臨めれば、また良いゴルフができるんじゃないかと、自分に期待しています」と、笑顔を交えて話した。

野村敏京が3バーディー、4ボギーの72で回り、通算イーブンの142、58位で予選を通過した。山口すず夏は1バーディー、6ボギーの76で回り、通算7オーバーの149、130位で予選落ちした。