昨季賞金女王鈴木愛(26=セールスフォース)が今季最高の2位スタートを切った。出場5戦で予選落ち2回の大きな要因だったパットが復調。7バーディー、1ボギーの66を「ショットはずっと良かったので、久々にパットが決まりました」と振り返った。

キーホールは7番。2メートルのパーパットを会心の形で沈めた。「ほとんど真っすぐだけど、ちょっとフックが入るライン。真っすぐ打つか、ヤマをかけるか迷ったけど、上りだったし、しっかり強めに打って、ど真ん中から決められた。あれで流れが来ました」という。

だが、実力者は用心深い。「今日は入ったけど、まだ半信半疑のところはある。しっかり調整したい」。ホールアウト後は2つの練習グリーンを“はしご”して、パット練習に余念がなかった。