松山英樹はパットがカップを通り過ぎるたびに大きなため息をついた。

出だしの10番パー4は4メートルが決まらずボギー。前半で伸ばしたのは2つのパー5でともに2オンさせてのバーディー。距離の短い17番(パー4)はティーショットを池に入れ、2メートルのパーパットもカップに嫌われた。2バーディーの後半はスコアを大きく伸ばせなかった。パットの不振が続く中「今の状況が良くないのが分かっているので、きっかけが見つかれば」と試行錯誤の日々。2016、17年と連覇した得意コースではファンからの声援も飛び「うれしいなと思う」と話す。「最終日は少しでも良い結果で終われるようにしたい」と切り替えて臨む。(共同)