国内女子ツアーの宮里藍サントリー・レディースが9日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開幕する。前週のリシャール・ミル・ヨネックス・レディースで今季初優勝を飾った稲見萌寧(22=Rakuten)は8日、プロアマ戦後に会見。昨季賞金女王の資格で出場権を持つAIG全英女子オープン(8月4~7日、英国・ミュアフィールド)の出場を見送る意向を示唆した。
稲見は「まだ決めていない」としながら「今は海外の試合に出るのは悩ましいです」。かねて、リンクス開催の全英は他のメジャーより興味がある。「全英は特別と思っているし“行きたい”という気持ちはあるんですが…。今海外に行って上位にいける自信もまだないし、やっぱり日本で頑張りたいと思います」と話した。
前週の全米女子オープンで日本人最高の20位になった小祝さくら(24=ニトリ)もこの日、全英出場権を手にした場合「いつかは出たいし、出てみたい気持ちはあります。でも、同じ週に北海道meijiカップがあるので…」と話した。同大会はコロナ禍で3年ぶりの開催、北海道出身で地元意識が強いだけに見送る方針だ。
今大会は<1>優勝者、2位の2人<2>終了時点の賞金ランク上位3人(有資格者は除く)-に全英出場権が与えられるなど“全英予選”の側面を持つ。
現時点の出場権を持つ日本選手は渋野日向子(歴代優勝者)畑岡奈紗(昨季米ツアー賞金ランク上位25人)稲見(昨季賞金ランク1位)笹生優花(18~22年全米オープン優勝者)と昨年のアジア・パシフィックアマチュア選手権優勝の橋本美月の5人。
<2>では現時点で2位の稲見が「昨季賞金女王」の資格で除外され、該当者が4位まで繰り下がるのは間違いない。西郷は今大会を欠場するが、同1位は後続を4500万円以上引き離す独走状態で確定的。従って「残り2枠」を巡る戦いで、現状有力なのは圏内にいる同3位高橋彩華、4位山下美夢有。山下との賞金差を「今大会単独6位(600万円)以内」で埋められる5位堀琴音、6位小祝さくら、7位渡辺彩香らが逆転できるかが焦点になる。
また出場権は「27日時点の世界ランク50位以内」にも与えられる。現在48位西村優菜、54位小祝、56位上田桃子、58位高橋らに注目が集まる。

