古江彩佳(22=富士通)が最終日にコースレコードの62をマークし、米ツアー初優勝を逆転で果たした。 首位に4打差の9位で出て、10バーディー、ノーボギーの62で回り、大会レコードを更新する通算21アンダー、267。6番から6連続バーディーを決めると、15番のバーディーで単独首位に立つ。17、18番も連続バーディーで後続を突き放した。今季から米ツアーに参戦。ルーキーイヤーで初Vを飾った。次戦となる今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープン(8月4日開幕)に最高の状態で乗り込む。
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母・ひとみさんが会場で米ツアー初優勝を見守った。「うれしいですね」と笑顔を見せた。ひとみさん独自のルーティンでパットは見ない。最終18番のバーディーパットもあえて背中を向けた。「外れたらいけないので、見ないようにしました。信じているので」と明かした。
昨年のエビアン選手権からタッグを組むキャディーのマイク・スコットさんの地元・スコットランドでの米ツアー初V。「すごい頑張ってくれましたね。(マイクさんの)地元・グラスゴーで。今大会がグラスゴーである。本当にこのタイミングは感謝しています」と話した。
今年から米ツアーに参戦。二人三脚で転戦する。夜に2人でゴルフの話をすることもある。古江は「しょっちゅうけんかしています」と照れ笑いしながら明かした。ひとみさんは「今のところ楽しんでいる。苦労と思っていないです」。試合中、基本的には部屋を借りて、ひとみさんが食事を作る。食材の調達も「スーパーに行けば大丈夫。苦じゃないです」とした。
験担ぎとして試合前日に食べるとんかつは開幕前日のルーティン。最終ラウンドで気合を入れるために急きょとんかつといったルーティン変更はなし。最終ラウンド前夜はぶたキムチとサーモンのムニエル、漬物だった。一方、先週はアイスクリーム店に立ち寄ることがルーティンとなった。
古江は米ツアー初優勝も感極まって泣くことはなかった。ひとみさんの前でも涙は見せないという。「私以上に強いと思います。勝負の世界なので。心臓は強い」と明かした。
次週は今季メジャー最終戦のAIG全英女子オープン。「いい流れでいけたらいいですよね」と活躍に期待を寄せた。

