2021年東京五輪金メダルで、世界ランキング2位のネリー・コルダ(27=米国)が2大会ぶり2度目の優勝を飾り、メジャー大会は21年全米女子プロ選手権を含めて3度目の戴冠(たいかん)となった。
初日から首位を譲らない完全優勝で、開幕戦以来の今季2勝目、ツアー通算17勝目。この日は2日連続の70で回って通算18アンダーに伸ばし、2位の殷若寧(中国)らに5打差をつける圧勝だった。
「優勝できて本当にうれしい。このトロフィーをどうしても勝ち取りたいと思っていた。大きなリードを守るのは簡単ではない。精神的にもこれまでで、最も難しい経験の一つだった」
今年から会場が変更となり、恒例の優勝者が飛び込む池がないため、特設プールに歓喜のダイブ。通算6勝で産休から今季復帰した姉ジェシカ(33)も祝福した。
近く発表の世界ランキングでも、昨年8月にジーノ・ティティクル(タイ)に明け渡した1位の座に返り咲く。全米女子プロ協会(LPGA)の公式サイトによると、世界1位は通算109週目となり、メジャー5勝のヤニ・ツェン(台湾)に並ぶ記録だという。
また、ポイントの合計で決まるLPGA殿堂入りも、24年のリディア・コ(ニュージーランド)以来36人目の誕生へ、「26年の序盤5試合で彼女が見せた快進撃を考えると、(殿堂入り条件の27ポイントまで)あと5ポイントに迫っており、取るに足らないもの」と紹介している。
24年は5連勝を飾るなど最強女王の名を揺るがないものにしたが、25年はけがの影響で未勝利。婚約もして体調を整え、出場試合数を制限して臨んだ今季は開幕から5試合で優勝、2位、2位、2位、優勝の快進撃。再びネリーの黄金時代が到来している。

