双子の岩井明愛と千怜(ともに20=Honda)が、ツアー史上初めて、姉妹で最終日最終組を回ることが決定した。姉の明愛は58位から出て、従来の記録を1打更新する、大会コース記録の62をマーク。10バーディー、ボギーなしと絶好調で、通算10アンダー、134で一気に2位に浮上した。妹の千怜は7位から出て5バーディー、1ボギーの68と4つ伸ばし、通算8アンダー、136で3位につけた。2人は14アンダーで首位の山下美夢有を追って、最終日の逆転優勝を目指すことになった。
5月のRKB×三井松島レディースでは、ともに史上初となる、姉妹によるプレーオフ(プレーオフは山下も含めた3人で行われ、優勝は千怜)、姉妹による同年の優勝を果たした。新たに最終日最終組を一緒に回るという快挙を決め、後からホールアウトした千怜は「うれしいです! 頑張ってきてよかった。16番が終わった後、あと1つ伸ばせば最終日最終組になると知って頑張りました」と、声を弾ませて振り返った。
前週、千怜が今季2勝目を挙げたことで、同1勝の明愛はこの日「やっぱり千怜がどんどん勝っていくと、焦りもありますし、自分も勝たないといけないなという気持ちがすごいある。千怜に追いつけるように。今週もチャンスなので、チャンスをものにできるように頑張ります」と、対抗心を見せていた。最終日最終組で回るもう一人が、年間女王争いで先頭を走る山下とあって、千怜は「2位とは2打差、首位とは6打差もあるけど、何があるか分からないので、あきらめない。私はコツコツとバーディーを取るだけ」と、逆転優勝への意欲を隠さず。今季を引っ張る3人による、ハイレベルな争いが展開されることになりそうだ。

