女子ゴルフで史上初めてジュニアメジャー4冠を達成した「天才ゴルフ少女」と呼ばれる須藤弥勒(みろく、12=ゴルフ5/太陽自動車)が、俳優石田純一(69)から今後の活躍に太鼓判を押された。

弥勒を応援する「弥勒フレンドリーコンペ」(あおいソリューション主催)が14日、千葉・成田の森GCで開催され、200人以上が集まった。石田や歌手愛内里菜、ものまねタレント布施辰徳、お笑いタレント長州小力、ゴルフユーチューバーGENGENら有名人も駆け付けた。

石田は以前から弥勒に注目している。弥勒が6歳の時、石田のテレビ番組に出演。収録で初めて見た弥勒のプレーは、今も石田の脳裏に焼き付いている。「どしゃ降りの中、名前は言えないけど今レギュラーツアーで活躍しているプロに、弥勒ちゃんは黒星をつける40ヤード近いパターを決めた。衝撃を受けたのをはっきり覚えています」と明かした。「今も愛嬌(あいきょう)があり、皆にかわいがられて本当に活躍がうれしいし、今後の成功を心から祈っています」とエールを送った。

弥勒はコンペ後のパーティーで「私のためにこれだけ大勢の方に集まっていただき、本当にありがたいです。感謝しかありません」とあいさつ。「必ず、日本のゴルフ界の星になれるように頑張ります!」と活躍を誓った。

会場を後にする際、石田は「弥勒ちゃん、スターの顔をしている。スターになるよ」と断言した。芸能界を長く生き抜く石田の言葉だけに、弥勒は「本当ですか!? 本当にうれしいです!」と大喜び。「絶対、絶対にゴルフ界のスターになります。これからもっともっと血のにじむような練習をして、結果を出していかないといけない」と決意を新たにしていた。