日大2年の林田直也(19=トライアルWAKAMIYA)が、4日間首位を死守する完全初優勝を飾った。得意の正確なアイアンショットを軸にスコアを伸ばし、パー72の4日間競技では通算15アンダーとなる大会新記録で圧倒した。上位12人が日本アマ(6月25日開幕、兵庫・広野GC)の出場権を得た。

   ◇   ◇   ◇

林田が5バーディー、2ボギーの69で4日間通算15アンダーと伸ばして、完全初優勝を決めた。

最終18番パー5。パーパットを決めると、右手でガッツポーズ。感情があふれ出た。福岡・沖学園中1年時から8度目の挑戦で悲願をかなえ「中学からすっと出ていて勝ちたいと思っていた。今年は自信があって、いろんな人に『優勝するね』と言っていた」と有言実行だった。

得意とする精度の高いアイアンショットが最終日もさえた。12アンダーから出て、2番パー4、3番パー5で連続バーディーを奪うなど4バーディー、1ボギーで主導権を握って前半ターン。後半も難なくイーブンにまとめて、2位と3打差で逃げきった。

「テイクバックで脇を締めるようにして良くなった」という昨年9月のフォーム改善効果だ。「ロングアイアンがストレートに打てるようになった」といい、自信を持って臨んでいた。さらに、昨年12月と今年3月に行った日大代表として臨んだ米国遠征でもまれ、経験も生きていたという。

昨年11位タイに終わった日本アマへは「出るからには優勝を狙っている」。目標にするJGAナショナルチーム入りもモチベーションにベストを尽くす。【菊川光一】

◆林田直也(はやしだ・なおや)2004年(平16)12月1日生まれ。北九州市小倉南区出身。ゴルフは父と兄の影響で4歳から始める。福岡・沖学園中-沖学園高-日大。優勝は19年日刊アマ野見山杯、22年全国高校選手権など。22年国内男子ツアーのKBCオーガスタでベストアマ。得意クラブはアイアン。ドライバー平均飛距離300ヤード。177センチ、75キロ。