全米女子アマチュア選手権で、22年に日本人2人目の優勝を果たした馬場咲希(19=サントリー)は、史上最速の国内ツアーデビュー戦優勝はならなかった。首位と1打差の4位から出て4バーディー、1ボギーと、パー4で8打を要した1つのダブルパーの73と1つ落とし、通算8アンダー、208で14位に大きく順位を落とした。17ホールを終えた時点では首位と3打差と、優勝は事実上消滅していたものの、12アンダーで4位につけていた。だが最終18番パー4で、バンカーに入れるなどトラブルに見舞われ、痛恨のダブルパーをたたき、トップ10からもこぼれ落ちた。

ホールアウト後は、ガックリと肩を落とした。昨年11月のプロテストに1発合格し、プロ1年目の今季は米下部ツアーで戦い抜いた。同ツアーの最終戦を終えて帰国後、間もない大会で最終日まで優勝を争った。2番パー4で5メートルのパットを決めてバーディー先行。1番で直後の最終組で古江彩佳がバーディーを奪っていたため、首位には立てなかったが、6番パー4をボギーとするまで、首位と1打差を維持。15、16番で連続バーディーを奪って猛追するなど、終盤まで優勝の可能性を残してラウンドした。

それでもホールアウト後は「1打差で最終日までプレーできたのは、すごい勉強になった。最初は優勝争いできるとは思っていなかったので。(18番は)焦ってはいなかったけど、もったいないなという感じ」と、歯を食いしばって話した。「学んだことはたくさんあったので、それをあと2カ月弱くらいの練習に生かしていけたら」。今後は12月に行われる来季の米レギュラーツアー出場権を争う最終予選会(米アラバマ州)が照準を合わせていく。【高田文太】

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