3人が並んだ首位から出た桜井心那(21=ニトリ)が、2つ伸ばして首位を守り、完全優勝に王手をかけた。5バーディー、3ボギーの70で回り、通算9アンダー、135。ともに同じく首位から出た8アンダーの2位鈴木愛、7アンダーの3位入谷響ら3人をリードし、23年富士通レディース以来となる通算5勝目に大きく近づいた。
伸ばしたいパー5の出だし1番で、ボギーを先行させる嫌な流れに陥った。7番パー4ではラフ、バンカーを経由し、3オン2パットで2つ目のボギーをたたき、優勝争いから脱落しそうになった。それでも直後の7番パー4で、第2打を1メートルにピタリとつけるスーパーショットでバウンスバック。8番パー4で連続バーディーを奪い、スタート時点の7アンダーに戻して折り返した。後半も13番でボギーが先行したが、14番パー4で、6メートルのパットを沈めてバウンスバックに成功するなど、終盤に3バーディーを重ねて単独首位に立って、最終日に臨むことになった。
ホールアウト後は「後半は持ち直して、いいプレーができた」と、しり上がりに状態を上向かせることができたことに、胸をなで下ろして振り返った。前日の第1日に続き「100点」と、高く自己評価。その上で「いいゴルフをしたら絶対に勝てる」と、自らに言い聞かせるように、表情を引き締めて話した。

