金沢志奈(30=クレスコ)が2バーディー、1ボギーの71で回り、通算10アンダー278で並んだ桑木志帆(22=大和ハウス工業)とのプレーオフを制して、プロ9年目で念願初優勝を国内メジャーで果たした。
18番パー4でのプレーオフ1回目。桑木がボギーをたたいたところ、パーでしのいだ。キャディー、指導を受けたこともあるツアー優勝29回の申ジエ(37=韓国)らに祝福されると涙が止まらなかった。
「本当に本当にうれしい気持ちでいっぱいです」。茨城県笠間市生まれ。8歳からゴルフを始める。茨城・岩瀬日大高から中央学院大に進む。15年7月にユニバーシアード光州大会で個人2位。大学を中退し17年7月のプロテスト合格。同年8月のステップアップツアー、山陽新聞レディースカップで初優勝したが、レギュラーツアー優勝までの道のりは長かった。
プロ9年目。今季も2位2回、3位2回とあと1歩優勝には届かなかったが、あきらめなかった。「悔しさもあって、この試合にかける思いは強かった。悔しさを晴らそうと思ってプレーした」。ジュニア時代から何度も回って、熟知する地元の大洗GCで悲願を達成した。

