ツアー通算50勝の実績を持つ不動裕理(48)が、10年ぶりの出場で5アンダー、3ボギーの70、2アンダーの43位でスタートした。
生涯グランドスラムと永久シード王手の申ジエ(韓国)や、今季メジャー2勝目を狙う金沢志奈(30)らと同じ首位と5打差。予選通過圏内で、決勝ラウンド進出に王手をかけた形だ。
「(セカンドは)私でもアイアンで打てるホールが多いので、バーディーチャンスにつけやすい。アイアンでも打てる、という運もありました」
スコアを1つ落とし、迎えた前半3番パー5は4メートル、4番パー4は5メートルと連続バーディーを決めるなど、前半で2つの貯金をつくった。後半は「何とかしのいだ感じ」とナイスパーを続けた。
にこやかに1日を振り返る不動は、この大会には「JGA特別承認者」の枠で出場権を得た。日本ゴルフ協会(JGA)主催の今年5月の日本女子シニアオープン選手権で、不動は初優勝していた。
04年日本女子オープンで優勝している不動は「私はシニア代表だから、頑張りたい。シニアが出る機会があるから、みんな(同世代)の張り合いになる。レギュラーツアーに片足を突っ込んだら、みんなの目標が変わっていくんじゃないかなと思う」。
14日に49歳を迎える大ベテランだが、大きなけがもない。世界に通用する若手が多く台頭する中、それでも不動は「同じレベルは無理なので、よけいなミスを減らすしかない」と、総合力で勝負している。
「シニアはレベルが低いと思われれば、まずい。予選落ちでも、いいとこ(順位)いるじゃんと思われるように。目標は予選通過というか、いいゴルフをして、そこそこ通用するんじゃない、と思ってもらいたい」
今後どこまでトップレベルを維持したいかという質問には、「無理しなければいける。現状維持はしているし、落ちてはいない」と、生涯トッププロを誓った。
かつて6年連続賞金女王に輝くなど、永久シード権も獲得したレジェンドはまだまだ元気だ。

