前巨人監督の原辰徳氏(67)が22日、女子ゴルフの国内ツアー、23日開幕の延田グループ・マスターズGCレディース(兵庫・マスターズGC)のプロアマ戦に出場した。

米女子ツアーを主戦場にする渋野日向子(26=サントリー)とラウンドし、取材に応じた。

「(19年全英女子オープンで)世界を制した方ですからね。それでも向上心を持ちながら、戦っているというね。見事なゴルフを見させてもらいました」

さらにソフトボール経験者の渋野とは、野球の中でも打撃談議で盛り上がったという。

「野球もゴルフも、スイングがとても共通していると思う、っていう話をね。プロフェッショナルならではの話をした」と切り出すと、さらに打撃の話題に切り込んだ。

「硬い物と硬い物がぶつかって、飛ばしている時は打撃もだめなんだ。打撃はもちろん堅いバットと堅いボールだけど、どちらかというと、ゴムとゴムみたいな感じで打てている時が、調子がいいという話をしたわけですね」

阿部慎之助・現巨人監督のツイスト打法(打つ瞬間に腰を逆回転させるような動きや意識)の説明もしたという。

「阿部慎之助という打者は手はこう(投手の方向)いくけど、体はこっち(逆)側にくるくらいのスイング、ツイストね。今の女子ゴルファーでは桑木志帆選手がそうだという話になった。桑木さんは打つ時にツイスト。僕ら(渋野とプロ)同士だと分かるわけですな」

米女子ツアーでは今季不振が続き、来季のシード権獲得に苦戦する渋野へ「プロは常に戦いだから、挑戦だから、向上心を持ち続けてどんな人もね。彼女もそういうところで戦っているプロである以上、もちろん(期待したい)。挑戦、戦いはいいものですよ。私は67歳になりましたが」とエールを送った。

2人はこの日が初対面だったといい、原氏は「(自分も渋野について)一方的にテレビで見て、向こうも(自分を)テレビで見ていた」と笑わせていた。【横田和幸】

【写真特集】渋野日向子は原辰徳氏とラウンド イ・ボミさんの姿も/女子ゴルフプロアマ戦