仁科優花(千葉・第一学院高2年)が佐藤涼音(大阪・ルネサンス大阪高2年)との日本代表対決を1打差で制して、通算9アンダー207で世界一に輝いた。2024年に13-14歳の部で優勝しており、高年齢の2カテゴリーでの優勝となった。団体を組んだ佐藤とのワン・ツーフィニッシュで団体戦も制し、2冠を達成した。

首位コール(シンガポール)に3打差、佐藤と1打差の3位でスタート。まず佐藤が1、2番連続バーディーで飛び出し、コールが2つのボギーで序盤に後退。首位に立った佐藤は5番ボギー、7番ダブルボギーで後退し、代わって仁科が5、7、8番と前半3つのバーディーで通算9アンダーとして一気に抜け出した。

後半、仁科はパーを積み重ねた。佐藤が16、17番で連続バーディーとなり、1打差に迫って迎えた最終18番。仁科はグリーン左に外し、佐藤は手前5メートルにのせた。仁科は波打つグリーンの25ヤードほどのアプローチを「傾斜なりに転がした。寄るイメージがあった」と50センチ弱に。佐藤のバーディーパットが外れ、仁科がウィニングパットを沈めた。

昨年は1打差で岩永杏奈の逆転に涙をのんだ。「去年は1打届かず悔しかった。今年は追いかける展開で3打差あったけど自分を信じてやれました。以前なら抜かしたら守りに入っていただろうけど、今年はあまり気にせず集中できた。成長できたと思います」と、同じ1打差でも今回は「勝利」を振り返った。

今年は日本での試合で結果を出せずにいた。「悔しくて、どうすれば通用するか考えて練習してきた」という。「米国の芝は特有なんですが、私は慣れている感じがします」と、自信の回復には米国、世界ジュニアという舞台が合っていた。「今日みたいに最終組でも気持ちのトラブルなく行けたのは、自信につながります」と、いい経験を積めた。

▽15-18歳女子(トーリー・パインズGCノースC=6217ヤード、パー72)

【1位】仁科優花(千葉・第一学院高2年)=207

【2位】佐藤涼音(大阪・ルネサンス大阪高2年)=208

【3位】本村紅音(滋賀・ECC学園高1年)=212

【12位】竹田妃菜(滋賀・ECC学園高1年)=216

【29位】山下萌寧(滋賀・ECC学園高1年)=220

【29位】杉田琉羽(大阪・大阪桐蔭高3年)=220

【38位】野口笑里(岐阜・麗澤瑞浪高2年)=222

【68位】西澤美李(埼玉・早稲田大1年)=228

【74位】黒須愛生(茨城・ルネサンス高2年)=229