女子は初出場の崎浜ゆい(日本ウェルネス高3年)が、プレーオフの末に初優勝した。
男子も大久保友貴(千葉日大一高2年)が、初出場で初優勝した。男子は上位13人が10月26、27日の全日本大会(茨城・龍ケ崎CC)、女子は上位26人が10月6、7日の全日本女子大会(神奈川・磯子CC)の出場権を獲得した。
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崎浜は、最後まで強気を貫いた。4アンダー68で並んだ白旗みあ(玉川学園中3年)とのプレーオフ(PO)2ホール目。6番アイアンを振り抜いた第1打をピン左5メートルの位置にオンすると「私は負けず嫌い。優勝するためにここへ来た。絶対に勝つ」と強めにパターを当てた。下りスライスのラインを読み切ったボールは、音を立ててカップイン。その瞬間、自身を緊張から解き放つ柔らかな笑みをこぼした。
沖縄・石垣島の出身で、小学生のころは父が監督を務める少年野球チームで遊撃手兼投手だった。中学時代はバドミントン部で島の地区大会で優勝するなど運動神経は抜群。ゴルフをはじめたのは中3秋からとキャリアは浅いが、166センチ、56キロのしなやかなスイングから繰り出すドライバーショットは、平均飛距離270ヤードを誇る。
この日は前半のスタートでいきなりOBをたたいたが「バーディーをとれるホールは必ずある。ボギーをたたいても大丈夫、と全ホールで攻めた」と自身の持ち味を貫いた。苦手なパターを徹底的に強化して臨んだ今大会。POの重圧にも負けず、タイトルをつかんだ。崎浜は「日本ジュニア、全日本女子でも優勝したい」とさらなる高みに挑む。
○…惜しくも初優勝を逃した白旗が、悔しさを募らせた。POの1ホール目でバンカーの縁からの第2打をピンに寄せてパーでしのぐなど、最後まで粘りを見せたが1歩及ばず。「初めてのPOで緊張した。周りの選手はショットの飛距離も精度も違う。学ぶことが多かったので次につなげたい」と顔を上げた。

