「山本家の最終兵器」が秒殺発進-。レスリング元世界女王の山本美憂(40)の長男アーセン(18=GSA)は1回戦で、門田光司(東洋大)をわずか42秒でテクニカルフォール勝ちした。セコンドの母美憂から激励される中、アーセンが圧倒的な強さをみせた。「楽しかった。お母さんがそばにいたから、いいところを見せたかった」と圧勝劇を振り返った。
昨年は1回戦負けの屈辱を味わっただけに、1つの壁を超えた。26日は2回戦から決勝まで計4試合が控える。「明日が本番。気を抜かずに楽しみたい」と優勝を誓った。母美憂は「緊張してセコンドで震えが止まらなかった。うれしい」と初戦突破にホッとした表情を浮かべた。
アーセンは中学1年から拠点をハンガリーに置く。来年リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得が目標。家族にはミュンヘン五輪7位の祖父郁栄さん、母美憂、叔父“KID”徳郁、叔母聖子さんと、最強DNAを引き継いでいる。


