大東大(関東リーグ戦1位)が慶大(関東対抗戦3位)との接戦を33-28で制し、2大会ぶりの4強進出を決めた。主将で166センチのフランカー河野良太(4年)が試合終了間際のタックルでトライを防ぐなど、守備の強さで圧倒した。
まさに“ウイニングタックル”だった。33-28で迎えた試合終了間際、自陣ゴール手前で慶大のフッカー岡田と正対した河野は、強烈なタックルで相手のノックオンを誘った。あわや逆転負けとなるピンチを防ぎ「あそこでトライとゴールを決められたら負ける。相手をあおむけにさせるくらいに強く、腰を狙った」と話した。
スクラムでも慶大を圧倒した。前半12分、敵陣ゴール前でのスクラムで押し込み、相手の反則を誘発。ペナルティートライが認められ先制点となった。フッカーの平田は「日頃からFWの8人全員で押すことを徹底している」という。昨年から、元パナソニックの木川スクラムコーチに指導を仰ぎ、スクラムには自信をつけた。平田も「木川コーチはトップリーグでの経験談や、スクラムを実演してくれてわかりやすい」とうなずいた。
スクラムに自信を持つFW陣と、メンバーの入れ替わりもあったBKメンバーの衝突もあった。5月の春季大会の流通経大戦中に、BKの消極的なプレーやミスに対してFWが激怒。試合も逆転負けを喫した。河野は「あの時の雰囲気は最悪だったけれど、今はしっかりと1つになれている」と胸を張った。強みの堅い守備をさらに磨き、23大会ぶりの決勝進出に向けて前進を誓った。【戸田月菜】


