日本ラグビー協会は23日、6月のテストマッチ3試合の日本代表メンバー33人を発表した。

 都内で記者会見したジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、48)は選手それぞれの名前を読み上げた。主将は昨秋の欧州遠征と同様、フランカーのリーチ・マイケル(29=東芝)が務め、初選出はフランカー西川征克(31=サントリー)のみとなった。19年W杯日本大会に向けてジョセフHCが指揮官を務めるスーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズから30人の選手が選出され、代表との連携が鮮明に出された形となった。

 世界ランキング11位の日本代表は9日と16日に同14位のイタリア代表、23日に同12位のジョージア代表と対戦する。サンウルブズは12日のレッズ戦(オーストラリア)と19日のストーマーズ(南アフリカ)に2連勝と調子も上向きだ。ジョセフHCは「相手がどこであろうと常に勝つのが目標。サンウルブズでパフォーマンスが良くなり選手の自信が出た。代表でも自信をもってやってもらいたい」と期待を込めた。