B1新潟アルビレックスBBは1日、ホーム名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦(2、3日=アオーレ長岡)に向けて、長岡市中之島体育館で最終調整した。昨季は名古屋Dに在籍していたPG柏木真介(37)が、古巣撃破に意気込んだ。中地区首位を盤石にするためにも、負けられない2連戦。ワールドカップ(W杯)アジア2次予選での約3週間の中断明けゲーム。元日本代表のPGがチャンピオン・シップ(CS)進出へ、チームの勢いを再加速させる。
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練習中に時折、PG柏木は笑みを浮かべた。しかし、リラックスした表情とは裏腹に内面には熱い思いが充満していた。「(対戦相手が古巣という感慨は)ないよ。何も。ただ負けたくないという、思いはある」。名古屋Dは昨季、同じ中地区のライバルとしてCS進出を争った。昨季、新潟は名古屋Dと3ゲーム差の3位でCS(地区2位までが進出)進出を逃がした。だが今季は立場が違う。新潟は中地区首位を独走。西地区2位の名古屋DをCSへの踏み台にしたい。「今季は逆の立場でCSに出るために名古屋Dに連勝したい」。
名古屋Dの在籍は1年だけだが、相手の手の内は知り尽くしている。名古屋Dの3点シュート成功率はB1トップの38・3%。PFマーキース・カミングス(30)のドライブも強烈だ。そんな相手に柏木は「シューターには間合いを詰めて守り、カミングスのドライブはチームディフェンスで抑えればいい」と言う。約3週間の中断明けの試合で試合勘を取り戻すのが難しいが「試合の入り方が大事」と立ち上がりからホームコートを激走する決意だ。
柏木とダブルガードを組むPG五十嵐圭(38)は「(柏木)真介は、彼なりに強い思いを持っていると思う。その部分をサポートしながらプレーしたい」と話す。リーグ中断期間に日本代表はアジア2次予選でW杯出場を決めたが、柏木は日本開催の06年世界選手権(W杯の前身大会)日本代表だ。「日本のバスケットの未来は明るい、と思いながら(アジア2次予選を)見ていた」。ベテランは新潟をCSへ、「明るい未来」へプレーで導く覚悟だった。【涌井幹雄】


