スケートボードは世界王者ナイジャ・ヒューストン(25=米国)が予選トップの堀米雄斗(21=XFLAG)を逆転して優勝。BMXフリースタイル・パークは予選1位の中村輪夢(17=ウイングアーク1st)がランのミスで6位に後退する中、昨年世界選手権覇者のブランドン・ルーポス(26=オーストラリア)が優勝した。

大会はストリートスポーツ全4種目が行われ、非五輪種目のBMXフラットランドは、内野洋平(37)が優勝。インラインスケートは金島総一郎(33)が制して、いずれも優勝賞金1000万円を手にした。

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BMXフラットランドで優勝した内野洋平(37)は各種目の上位が並んだ表彰式で「素晴らしい大会でした。BMXフラットランドにとってもよかった」と話した。同じBMXフリースタイルのパークが東京大会から五輪種目となって注目されるが、平らなところで回転技などを競うフラットランドも同時開催。1対1のバトルの盛り上がりに、多くのファンが集まった。

インラインスケートは金島総一郎(33)が優勝を果たした。スケートボードと同じパークを一直線にウィール(タイヤ)が並ぶスケートブーツで滑走。高度なトリックで大歓声を浴びた金島は「優勝できて、うれしい」と話していた。