日本フェンシング協会は24日、オンラインで理事会を開き、新型コロナウイルス感染症対策を議論した。

再開と拡大予防のガイドラインについて競技会、代表強化、普及育成の3項目に分けて話し合い、基本案を作成。今年の全日本選手権(例年11~12月)開催を目指す方針も確認された。宮脇信介専務理事は「従来の日程や観客規模は難しい情勢の中で、選手を守りながら新たな全日本の形、見せ方を考えていきたい」と説明した。日本代表の練習再開は6月になる見通し。緊急事態宣言が解除されてハイパフォーマンスセンターの開放が決まった場合、保守点検を待って段階的に再開する。3月から自宅待機が続く選手の体調も考え、当面は人数や時間制限を設けるなど規模を縮小する。