北京冬季オリンピック(五輪)のスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(TOKIOインカラミ)が18日、都内で記者会見した。平野の一問一答は以下の通り。

-北京五輪を終え、今の率直な気持ちは

「いろんな人たちから感動したという声を聞き、ようやくその声を実感した。小さい頃から夢見ていた大きい舞台で、納得のいく結果が出せたのは周りの人のおかげ」

-前回大会から4年間の重みがあった

「オリンピックは限られた人しか出られない中で、ソチ、平昌、北京と全てが違う大会だった。今回はスケートボードで東京オリンピックを経験した後、いろんな不安や孤独感があった」

-決勝でトリプルコーク1440を決めた。この技に取り組んだ理由は

「4年ぐらい前からイメージしていた。世界で成功している人がいないし、正解を作り出さなきゃいけないという戦いと短い練習の中でやるリスクがあった。スケートボードをしていた時も、スノーボードに戻ったときのことを考えていた」

-今後の挑戦は。スケートボードで五輪に出場することは

「(スケートボードは)東京五輪で初めて正式種目に認められて、それを機に始めたということもあった。また新たな挑戦を踏み出していきたいなと思っていますが、はっきりと決まったことはないです。新しい技にチャレンジしていきたいというのもありますし、次の冬のオリンピックにも続けていければチャレンジしたいです」