ラグビー日本代表(世界ランク10位)の「ビッグな男たち」が暴れ回る。
9日のフランス(同3位)とのテストマッチ第2戦に向け、8日は会場の国立競技場で最終調整。千葉・流通経大柏高出身で身長201センチの先発ロック、ワーナー・ディアンズ(20=BL東京)は「僕たちの高い身長を生かす。スピードも勝ちたい」とラインアウトで空中戦を制する決意を示した。
通算1分け10敗、2日の第1戦も23-42で屈した強敵からの初勝利へ、過去最大級の大型FWがそろった。ロックはディアンズと今春代表デビューのサナイラ・ワクァ(26=花園)の200センチ超えコンビ。前戦からFW平均身長4センチ、ラインアウトの軸となる第2、3列の平均で6・4センチを上積みした。2戦連続で同じ先発となる相手FWをわずかに上回り、ボールを投入するフッカー坂手淳史主将(29=埼玉)も「僕がやっている中で初めて(の高さ)。優位にゲームを進める1つの手段」と胸を張る。
23年W杯開催国のフランスは同国記録のテストマッチ9連勝中。フランカーのオリボン主将は「日本のラインアウト対策をしている。さまざまなシナリオを用意した」と動じない。一筋縄でいかない攻防を制し、5万人を超える観客の前で歴史を変える。【松本航】


