アランマーレ山形がリガーレ仙台との「東北対決」を3-0で制した。開幕戦の前日29日はフルセットの末に競り勝ったが、この日はストレート勝ち。2季連続の開幕2連勝で地元酒田開催の連勝を「10」に伸ばした。北原勉監督(42)は「よく選手たちは頑張ってくれた。フルセットの翌日で疲労感がある中、しっかりやり抜いてくれた」と評価した。

試合前に相手選手の対策をチーム内で共有。第1セット(S)から勢いに乗った。戦う上で重要となるサーブから始まるトータルディフェンスで相手の攻撃を崩すと、序盤に前田美紅(24)の連続得点で最大7点リード。同Sは2点差で先取した。以降は終盤に競り合う展開となったが、木村友里(27)は「みんなの思いを背負って(スパイクを)決めようと。打つときも周りから声があったから勝負にいけた」と力強く右腕を振り、相手の猛追を振り切った。

チームは今季、前衛と後衛がシンクロして相手にブロックを絞りづらくする攻撃を目指し、“超超攻撃型”を掲げて練習してきた。開幕戦のバックアタックは17本で2得点だったが、この日は18本で5得点と決定率を上げた。前田は「昨日は出だしが悪かったが、今日はスタートから自分たちの雰囲気でできた。自分たちが今まで練習したことがコートの中で発揮できた」。それでも満足はしない。指揮官は「超超攻撃型はまだ4、5割。昨日が3割」。シーズンは始まったばかり。連勝を伸ばしながら、プレーの精度を高める。【相沢孔志】