女子200メートル平泳ぎで小山風香(柏崎翔洋中教校2年)が2分27秒26の新潟県高校新記録でV2を決めた。自身の持つ県高校記録2分28秒18を0秒92塗り替えた。12年の大会記録(2分31秒62)も大幅に4秒36更新。2年生ホープが快泳を見せた。
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小山がグイグイと水にのった。黒いスイミングキャップが水面をめくり上げながら突き進んでいく。ライバルたちを置き去りにしてぶっち切りのV2フィニッシュ。2位以下に5秒15差をつける2分27秒26の県高校新記録をマークした。タッチ板をたたくと、タイムを無表情で確認したが、内心はうれしさで満たされていた。「中3の全中(優勝)以来、ベストが出なくてずっと苦しい思いをしてきたからうれしい」。21年全中200メートル平泳ぎの優勝タイム2分28秒06を2年ぶりに更新する自己ベストVだった。
「プルの強さ。キックというより、プルで進むという感じです」と小山が自己分析する大きな泳ぎは、冬季の合宿で磨かれた。ナショナル合宿(東京)を皮切りに12月初旬は北信越ブロック合宿(長野)。年末は県連合宿(新潟・長岡)で年始は所属するSA柏崎の合宿(新潟・柏崎ほか)に参加した。朝2時間半、夕2時間半のスイムに陸上トレが加わるハードさ。しかし小山は大歓迎だった。「すごくきついけれど合宿は好き。水泳だけに集中できる期間なので頑張ることができる」。昨年マークした県高校記録2分28秒18は中学時代の自己記録に及ばなかっただけに、ようやく“自分超え”を果たした。
昨年のインターハイは200メートル平泳ぎで6位。「今年は表彰台を狙いたい」と2年生の目標は高い。合宿でスタミナアップし、スピードもついた。「ライバルには負けたくない」という負けん気の強さで、全国上位をにらんでいる。【涌井幹雄】


