慶大が3勝4敗の5位で対抗戦を終えた。

序盤からタックルで帝京大の好機をつぶし、前半16分までは0-0。だが17分に先制トライを献上すると、試合終盤に崩れて計8トライを許した。途中出場のプロップ岡広将主将(4年=桐蔭学園)は「慶応らしいディフェンスを体現できた試合。ただスコアは開き、まだまだ甘い部分はたくさん見つかった。この反省を(全国大学)選手権に生かしたい」と振り返った。

前戦は100回目の節目となった早慶戦。始動時から目標に掲げてきた伝統の一戦に敗れ、翌11月24日の練習は取りやめた。ミーティングを開くと、課題だけでなく、できている部分を洗い出し「できていないことはいったん無視。強みは何か」と目線をそろえた。それはキックでのエリア獲得と、伝統の防御。「我々はイングランドだ。イングランドになって、チャンピオンに勝とう」と意思統一し、W杯でも同じ強みを発揮した伝統国に重ねた。

対抗戦3連覇を決められた帝京大戦で現在地を再確認し、全国大学選手権初戦(17日、大阪・ヨドコウ桜スタジアム)では天理大(関西2位)とぶつかる。青貫監督は「外国人選手が強力なボールキャリアで怖い存在。FWはそこまで大きくないけれど、献身的で接点も強い。お手本にしたいチーム。チャレンジするのは変わらない」と、大舞台を見据えた。【松本航】