女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンの開幕前日会見が25日、会場の東京・有明コロシアムで行われ、4年ぶり出場で世界ランク19位の大坂なおみ(29=フリー)が、現役を引退した男子の錦織圭(36)について「ここまで成し遂げられたことは本当に素晴らしいものばかり」とたたえた。

錦織は世界4位にまで上り詰めた日本テニス界のスター。今月上旬の木下グループ・ジャパン・オープンをもって退くことになった。

中継映像で試合を見届けた大坂は「寂しさ、悲しい思いもあるが、非常に誇りに感じる。大事な人がいなくなるというより、大きな心の師だった」と敬意を表した。その上で「もしかしたら私がそういう立場にならないといけないのかという点で少し怖くなった。私が彼のような素晴らしい存在になれるか分からないからです」と率直の胸の内も吐露した。

偉大なレジェンドの引退を受け、寂しさやプレッシャーも感じたようだが「彼自身が引退を決めて、非常に幸せそうな顔をしていたので、私もハッピーに感じました」と笑顔で尊重していた。

大阪は今大会の初戦で同35位のジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦。19年大会以来の優勝がかかる。