【アンジェ(フランス)=松本愛香通信員】中井亜美(18=TOKIOインカラミ)がショートプログラム(SP)3位から逆転優勝を飾った。フリーで149・08点をマークし、合計219・74点。2位のアナスタシア・グバノワ(ジョージア)に16・92点の大差をつけた。

GPデビュー戦だった昨年10月のフランス杯に続く連覇で、GP2度目の優勝を達成した。GPシリーズでは昨季のファイナルを含めて、出場した4戦全てで表彰台。銀メダルだった昨年12月に続く2季連続のGPファイナル進出へ、好発進を切った。

今冬のミラノ・コルティナ五輪銅メダリストの中井は、冒頭で武器のトリプルアクセル(3回転半)を耐えながら決め、その後も全てのジャンプを成功。スピン2本とステップシークエンスで最高のレベル4をそろえ、得点を伸ばした。

演技を終えると、何度も拳を突き上げてガッツポーズ。感極まって涙を拭うしぐさも見せた。「本当にまたこの舞台に戻ってきて良い演技ができたっていうのがめっちゃ嬉しかったです」と喜びを口にした。次戦のスケートアメリカへは「ショート・フリーともに完璧な演技で表彰台にまた乗りたいですし、目指すのは1位」と力を込めた。

SP首位発進だった青木祐奈(24=日本建物管財)はフリー5位の124・31点にとどまり、合計200・62点で総合4位。住吉りをん(23=オリエンタルバイオ)は合計190・70点で、SPから2つ順位を上げて総合6位となった。

◆女子総合成績(上位6人)

〈1〉中井亜美 219・74点

〈2〉アナスタシア・グバノワ(ジョージア) 202・82点

〈3〉ララ・ナキ・グッドマン(イタリア) 202・37点

〈4〉青木祐奈 200・62点

〈5〉キム・ユソン(韓国) 192・57点

〈6〉住吉りをん 190・70点