【ケロウナ(カナダ)=藤塚大輔】GP初出場の三宅咲綺(23=シスメックス)は、4位がデビュー戦の結果となった。スコアは138・14点で合計210・09点。フリーと合計で自己ベストをマークした。女子ショートプログラム(SP)では自己新の71・95点で4位スタート。フリーでは冒頭のトリプルアクセル(3回転半)の着氷につまずいたが、2本目の連続の3回転トーループは着氷してみせた。中盤以降も鮮やかな連続ジャンプを披露した。
得点が出るまでの間は「お願いします、お願いします」と願っていた。
デビュー戦を自己ベストでやり切った後は「こんな大舞台でちょっと詰まっている気がしたんですけど、立っていてすごくうれしいですし、ジャンプもミスなく出し切れたのは本当に自信にもなりましたし、また次の機会につながった」と涙を浮かべた。
日本女子では18年NHK杯の紀平梨花、22年スケートカナダの渡辺倫果、25年フランス杯の中井亜美に並ぶ史上4人目のGP初出場優勝は島田麻央に譲ったが、健闘した。
「途中からやっぱりここまで頑張ったなら表彰台に乗りたい気持ちだったりとか、いろいろ込み上げてはきたけど、自分のできることを最大限にやるのが今回の目標だったので、決勝(GPファイナル)に上がらなくてもどっちでも自分をほめてあげたい」と話した。
三宅は22年春から神戸クラブに加入し、中野園子コーチらのもとで腕を磨いてきたスケーター。昨季の全日本選手権は9位だった。
GPシリーズは10~11月に全6戦が行われ、1人最大2試合に出場可能。各大会の順位に応じて最大30点で争い、1位15点、2位13点、3位11点、4位9点…と換算し、2戦の合計ポイントで争う。


