ラグビー日本代表合宿が22日、宮崎市内で行われた。11月に世界ランク1位ニュージーランド、同4位イングランドなどとテストマッチを控え、4日後の10月26日には世界選抜と大阪・花園ラグビー場で対戦する。

大阪・四條畷市出身のプロップ山下裕史(32=神戸製鋼)は「花園で代表がやるのは珍しくていい。出られるように頑張ります」。19年W杯に向けた改修を終えた聖地での先発を目指し、大量の汗を流しながら首脳陣にアピールした。

合宿は14日から始まっており、前週も練習中の走行距離などを測る新型のGPS機器などを用いながら、ハードなトレーニングをこなしている。前日までの2日間(20、21日)はリカバリーとなっており、この日から強度の高い練習を再開。SO松田力也(24=パナソニック)は「(20、21日は)体を休めることができた。個人でもうまく治療してもらい、いい時間になりました」と言い、スイッチを切り替えた。