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■これまでのあらすじ


子どもたちのために家族の形を保とうとしていた夫は、娘の誕生日でも自分のことばかり優先させる妻の姿に、このままの方がよくないのではないかと危機感を抱く。そして、受験の近い息子のため、夫が教育資金の口座を確認すると…?


息子は来年、高校受験。本人が望めば、大学だって行かせてあげたい。


そう思ってコツコツ貯めていた教育資金なのに、信じられないことに残高がほとんどなくなっていた…。


妻の咲を問い詰めても「生活費が足りなかった」と開き直るだけで、まったく反省の色が見えない。


咲にとって、家族って何なんだ…?


ショックで頭がまわらないところに、姉から電話があった。


事情を打ち明けると、「もし両親と一緒に住んでくれるなら、その間は格安でマンションを貸すのはどう?」と提案してくれた。家賃を浮かせた分で貯金できるだろうという、俺のことを気遣っての提案だった。


姉の心遣いに感謝し、俺が「ありがとう」と伝えると、咲が教育資金に手を出したことについて「母親が黙って学費に手をつけるって、よっぽどのことよ」と、何かを察したような言葉を俺に投げかけた。


俺はそれを聞いて、改めてこの問題の根深さを感じた。


その夜、帰ってきた咲に話をすると、あのマンションに住めると聞いた咲は、目を輝かせ「お義姉さんもやっと役に立つじゃない!」と喜んだ。


SNS映えするマンションでの生活を妄想し、さらに「お義姉さんにちょっと援助してもらったらいいんじゃないかな?」とまで言い出した…何を言ってんだ…。


そんな咲に、俺は「両親と同居することが条件だけど」と告げた。その瞬間、咲の顔から笑顔が消えた。


※この漫画は実話を元に編集しています


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