静岡、熊本両県の教師の妻から現金を詐取したとして、警視庁捜査2課は17日までに、詐欺の疑いで東京都練馬区貫井の飲食店従業員鶴尾辰則容疑者(23)と当時19歳だった少年ら計3人を逮捕した。
3人は容疑を認め「遊ぶ金がほしかった」と供述。同課は、3人が教師の名簿を使って電話していたとみて調べている。
調べでは、鶴尾容疑者らは昨年4月、熊本県菊池市の教師の妻(57)に、教頭を装って電話し「ご主人が、担任をしている女子生徒のみだらな写真を撮った。お金を工面してください」などとうそを言い、示談金名目で現金100万円を振り込ませ、だまし取った疑い。
少年らは同5月、同様に静岡市の教師の妻(53)から100万円をだまし取った疑い。
[2006/1/17/14:31]