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  この病気にこの名医
 

【第26回】

ステントで再狭窄率15%

この病気にこの名医

心臓カテーテル治療(上)

 心臓の冠状動脈が狭くなったり、詰まったりしてしまう狭心症や心筋梗塞(こうそく)。この治療は日々進歩しているが、今日の主な治療は「薬物療法」「心臓カテーテル治療(PTCA)」「バイパス手術」の3種類。もちろん、単独もあれば併用もある。

 薬物療法に運動制限も加えられる段階になると、患者のQOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)を考えてPTCAが行われる。「急性心筋梗塞のケースでもPTCAが大いに活躍します。カテーテルで血栓を吸い取ってしまう治療も行われ、血栓がその先にとぶことが少ないのです」と、PTCAのスペシャリスト、新葛飾病院(東京都葛飾区)心臓血管センターの清水陽一院長(55)は言う。

 そのPTCAの基本はバルーン(風船)療法。脚のつけ根の動脈、またはひじや手首の動脈からカテーテルといわれるプラスチック製の細い管入れ、冠動脈の入口部まで挿入する。次に、カテーテルからワイヤをのばし、狭窄(きょうさく)部や閉塞(へいそく)部を貫き、バルーン部分の中央が閉塞部の中央に達した時点で数気圧をかけてバルーンを膨らませる。バルーンに押されるように粥腫(じゅくしゅ=アテローム)がつぶれ、閉塞部が広がって血液が再び流れ出す。

 「ただ、バルーン療法での悩みの種は再狭窄率の高さです。PTCA後6カ月で再狭窄率40%前後だったのです」。

 これを改善したのがステントの登場。ステントは網目状の金属製の筒。このステントをバルーンカテーテルにかぶせる形で挿入する。そして、狭窄・閉塞部でバルーンを広げた後、ステントはそのまま留置してくる。「ステントによって再狭窄率は15%前後にまで向上しました」。

 そして今、ステントが薬剤溶出ステントに変化しようとしている。

 ▼PTCAとステント PTCAが初めて行われたのは1977年、ドイツでのこと。翌年には米国で、そして79年には日本にも導入された。ステントは69年に登場し、バルーンと組み合わされたのが85年のことである。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆心臓カテーテル治療の名医◆

 ▽大垣市民病院(岐阜県大垣市)循環器科・曽根孝仁部長
 ▽滋賀県立成人病センター(滋賀県守山市)循環器科・玉井秀男副院長
 ▽京都大学医学部付属病院(京都市左京区)循環器内科・木村剛助教授
 ▽国立循環器病センター(大阪府吹田市)心臓血管内科・野ノ木宏部長
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