性別を巡る騒動の渦中にあるボクシング女子のイマネ・ヘリフ(アルジェリア)が、スワンナペン(タイ)に5-0で判定勝ちし、銀メダル以上を確定させた。
<性別騒動アラカルト>
▼失格 21年東京五輪にも出場したが、昨年の世界選手権で性別適格性検査をクリアできず。男性のXY性染色体を持つ選手の女子競技出場を禁じるIBAの規定違反とされた。ただ、IBAは統括団体の地位を剥奪されており、パリ五輪はIOCが競技を統括しているため出場可に。
▼問題化 今大会2回戦で相手のカリニ(イタリア)が圧倒的な力の差を感じたのか、開始46秒で棄権。「鼻に強い痛みを感じ、自分の命も守らなければならなかった」と発言したことで大きな騒動に発展した。
▼会見 準決勝前日の5日にIBAクレムレフ会長(ロシア)が会見。ヘリフと林(台湾)のテストステロン値が高いとして「男性」と断定。IOCバッハ会長は「女性として生まれ育ち、パスポートにも女性と記されている」。米国トランプ前大統領ら政治家も巻き込む事態になっている。



