これぞ、カーリングという試合でした。LS北見は1Eに3点とられたが、よくめげずに2Eに2点を取り返した。その後も相手のサードが完璧で、厳しい局面が多かった。スイープでも全力を注ぐチームは、長丁場で疲労もたまっている。ショット率が下がっている部分はあるが、お互いにカバーしあって粘りに粘った。同点にした10Eは4人の投げがパーフェクト。勝ちたい気持ちと粘りを見せた。オリンピック(五輪)で4強に入る実力がある証明。ショット率も81%と悪くない。88%だった韓国の出来がよかった。

 3位決定戦を戦う英国のスキップ、ミュアヘッド選手は、攻撃的なスタイルです。リスクを背負って、攻めてくる。そのミスを誘い出したいところです。銅メダルをかけた試合は、日本カーリング界にとって大きな意味があります。勝ってくれることを信じています。(元日本代表サード)