国営ロシア通信は20日、OARとして出場しているフィギュア女子金メダル候補のアリーナ・ザギトワ(15)が、ドーピング検査により「練習を5分で中断させられた」と報じた。

 19日の練習前に、世界反ドーピング機関(WADA)の検査官に血液を採取され、尿検査も求められた。不慣れな状況から提出できず、そのまま練習を始めたところ、検査官が再度、尿の提出を要求したため、練習を継続できなかったという。関係者は「練習が破綻した」と主張した。