「ロシアからの五輪選手(OAR)」としてフィギュアスケート女子で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ(15)が25日、江陵アイスアリーナでのエキシビションで独特な世界観を表現した。

 イベントの最終盤、男子で金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)の前に登場。虎柄の全身タイツを身にまとい、アフリカの夜をテーマにしたジャズナンバーで妖艶な演技を披露した。

 ジャンプは手を挙げての3回転を組み込むなど、完成度の高い滑りに場内の視線はくぎ付け。23日のフリー後には「金メダルはまだ信じられない」と語りあどけなさの残る表情を見せていたが、また違った魅力を発信した。