世界ランキング9位の女子日本代表「スマイルジャパン」が、5~8位決定予備戦で、同5位のスウェーデンに延長の末2-1で競り勝ち価値ある勝利を挙げた。第2ピリオドの序盤に小池詩織(24=道路建設ペリグリン)のゴールで先制したが、ミスを突かれて追い付かれた。第3ピリオドを1-1で終え、延長3分すぎに床亜矢可(23=西武)が決勝点を入れた。

 床亜は「当たりが良かった。五輪でスウェーデンに勝てたのは本当に大きなこと」と喜んだ。1次リーグで韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」に4-1で勝ち、オリンピック(五輪)3大会目にして初勝利を挙げた。だが、コリアは世界ランキング22位の韓国主体のチーム。山中監督は「やっと喜べる。とにかくランキング上位国に、やってきたことが証明できて結果として残せた。それがうれしかった」とかみしめた。20日の5、6位決定戦では1次リーグで1-3と敗れたスイスに再挑戦する。