ノルディックスキー複合で20日に行われる個人ラージヒルの出場選手が19日、発表され、日本は個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗(北野建設)のほか、渡部善斗(北野建設)永井秀昭(岐阜日野自動車)山元豪(ダイチ)で臨む。個人ノーマルヒルに続いて渡部剛弘(ガリウム)が外れた。

 この日はジャンプ会場(ヒルサイズ=HS142メートル)で最後の公式練習が行われ、渡部暁は3回飛び、1回目から128・5メートル、124・5メートル、133メートルで、得点はそれぞれ3位、6位、3位。本番に向け「納得はいかなかった。修正していいジャンプができれば」と話した。

 23歳の山元は2回目に136メートルを飛び、得点は1回目から2位、1位、2位と好調を維持した。個人ノーマルヒル金メダルのエリック・フレンツェルら、ライバルのドイツ勢は飛ばなかった。